当事者の声(25歳)FtM

年齢:25
性自認:FtM(身体は女性、性自認は男)
職業:国家公務員

自分が女だと知ったのは5歳の時(弟が生まれた時)。
それまでは男だと信じて疑わなかった。

将来の夢はプロ野球選手(それも、巨人に入りたかった)。
自分が女だとわかって、それが叶わないと知り、ショックで人と喋らなくなった(喋れはしたけど喋りたくなかった)。
中学に入るまで、家族とすら、必要最低限しか話さなかった。

よかったこと:
見た目と戸籍が違うことで、理解のある人(気にしない人)しか寄ってこなくなったので、人間関係がめちゃくちゃ楽になったこと。

困ったこと:
女であることを受け入れて、女として生き始めたのにも関わらず、女子トイレで二度見されるようになったこと。成長するにつれ、叫ばれたりする回数が増えたこと。
女性として就職し、女性寮で生活していたが、女性寮の出入り時に「お前ここで何してんだ」って怒られたこと。
一生懸命女性を演じているのに、女らしくないと言われたこと。
見た目と戸籍が違うことで、本人じゃないと思われること。

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