お世話になっている様々な方へ感謝を込めて。2023年今後のサイト運営に関するお知らせ

ご無沙汰しております。管理人のMiyazawaです。
性同一性障害に関する情報サイト「VOICE OF GID」ですが、あまり更新できておらず申し訳ありません。
サイトの更新が滞っていたものの、昨年度はTwitterを中心に情報収集や、性同一性障害の当事者の方たちと交流し、今後このサイトで発信していきたい情報がだいぶ集まってきたと思います。
ぜひ2023年はその情報を整理し、性同一性障害で困っている方や性同一性障害についてもっとくわしく知りたい方たちへ発信できればと考えています。

昨年度は、「一般社団法人gid.jp日本性同一性障害と共に生きる人々の会」を創設された山本蘭さんがお亡くなりになりました。大変惜しい人を亡くしました。
山本蘭さんは性同一性障害の当事者やその家族が生きやすい世の中にしていくため、国に訴え続け「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」制定へご尽力くださいました。

山本蘭さんの信念を失わせることのないよう、これからも性同一性障害の当事者にとって生きやすい世の中にするために、引き続き声を上げていこうと思います。

自分が性同一性障害だっと気づいて7年。それに気づいたことは嬉しかったのですが、今日のこの日まで道のりは長く、本当にいろんなことがありました。

性同一性障害に関する知識がゼロの状態で、ある日突然「自分が性同一性障害だった」と気づいてしまった私。転職活動の際、自分が性同一性障害で、「頭は男、体は女である」いう状態をうまく説明できず、「会社の全員の理解がないとダメだ」などトンチンカンな方向に行ってしまったこともありました。

本当に苦労の連続でしたが、昨年、派遣社員として勤務していた会社に正社員登用されました。
そちらの会社では、自分が性同一性障害であり、「生まれつき体は女だけど、本来の性別は男性の方である」ということを偉い人に話していて受け入れてもらっています。
やっと自分の安心できる居場所を見つけられたんだ。そんな気持ちです。

今年は何をするか。ずっとやることは変わらないですが、

性同一性障害は「精神病」でも「個性」でもありません。
生まれたときの体に何らかの「不具合」が生じており、生まれつき自認する性別と体の性別が男女あべこべになっていることがある。そのために性別適合手術を受け、性別を変更する必要がある。

どうやったらこのことを広められるか、日々模索していきたいと思っています。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

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